アメリカの精神性 [ニュース]

9・11によって、家族や大切な人を失った人々。果たして、そういった傷を負った人々もこのように狂喜乱舞したのでしょうか??

こうして、憎い相手を『正義の作戦』によって殺した後、あの最悪は全て殺されたアイツの仕業だったんだと語りついで行くのがアメリカの歴史なんでしょうか??

彼等の精神性というのは、あまり健全とは思えないんです。私の大好きな作家、スティーブン・キングの『スタンド』という作品があります。作中、多くの人間が死に絶えた後、僅かに残った人々は善人側と悪人側に分かれます。登場人物たちは超自然的な現象を体験して長く旅をして自分達の未来を掴もうとしていくのですが・・・。この中でも、善人側。ある程度の人数が集まりだすと、とうに滅んだアメリカを取り戻そうとするくだりがあるんですね。アメリカ憲法を再び制定し、集会ではアメリカ国歌を合唱して涙します。とても感動的なシーンでもあるこの場面が、この喜びに沸く観衆と重なるのね。アメリカ国民はアメリカが大好きで、アメリカが正しいと信じて疑わない部分を強く持っているという点。

実際には多民族国家であるアメリカ国内においてイスラム教信者に対する差別を平気で行うのもアメリカ国民。イスラム教でも同じアメリカ人なのに、彼等を追いつめて結局はビンラディンの指導したとされるジハードへ駆り立てているのも、アメリカ国民なんですよね。そうして喜んでいる姿というのが美しくないよね。アメリカが次ぎに押さえ込みたいのがカダフィ。彼もいきなり殺されるかも。こうした事が世界の均衡を乱す、スタンドプレーであるということに気付いていないのかも。オバマ大統領は若くて指導力もあります。次の大統領選でも再選すると思う。彼の引っ張っていくアメリカ。今後、アメリカ人は海外旅行などでも気をつけなければいけません。いつ、どこで彼等に狙われるかわからないから。イスラム圏の人々は、もしかしたらアメリカが受けた9・11のショックを今、ビンラディンを失ったという事で感じているかもしれません。アメリカは、自分達は辛く苦しい思いをしたけど、イスラムの人々には悲しみの感情なんてないと思って、喜んでいるのかもしれませんね。


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