シリア情勢・ホムスの惨劇 [ニュース]
数日前からこの英国人記者の救出も気になっていて、シリアのニュースをチェックしていました。イラン・イラク・アフガニスタン・・・・。
戦争とか聖戦とかって言われて、当事者達にとっては重要な戦いなんだと思いますが、このシリアの反政府軍の本拠地となったホムスの状況を知れば知るほど、こういった無益な殺戮が繰り返される事実とか、生の現状というのが苦しくて辛くて悲しいと強く感じるようになりました。
報道という使命を持って、あえての取材でありながらホムスでは単なる『標的』にされるという現実。世界はどうすれば誰も傷付かない形での真実の姿を把握できるのでしょうか。
私は今、自分のおかれている状況が本当に幸せなのかわからなくなっています。
このニュース。見る限り大人も子供も男も女も、逃げる場もなくただただ追いつめられるだけ。
この写真の子どもの表情を見て下さい。
ほんの子どもが、苦悩するかの様に頭を抱えて泣き叫んでいます。
私達の暮らす日常ではここまで追いつめられた子どもというのを見る機会はまずありません。
でも、だからと言って実感できないか、とか知らずに済ませていいか、といえばそんな事ない。
悲しいです。本当に。
シリア政府。特にこの殺戮作戦に係わった人。この子たちの苦悩を真っ直ぐに正面から見据えて、改めて考え直してほしいです。
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